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カテゴリー
- 1 目的と手段の連鎖
- 1-2 プログラムマネジメント
- 1-3 プロジェクトマネジメント
- 2 行動の段取り
- 3 リスクの予見と対応
- 4 内発的動機づけ
- 4-1 心理学的な基礎
- 4-2 内発的動機づけ
- 5 関係者への接し方
- 6 プロフェッショナルとしての強み
- 80 失敗録
- 90 書籍の紹介
- 99 WBSテンプレート集
- A モダンPMの積極的な学習
- B 的確なゴール/目的/戦略の設定
- C 系統的な目標/戦術の設定
- D PMの活用とプロジェクトの計画的実行
- E 教訓の継続的な収集・整理と活用
- F 活動の優先度と性格による選択・集中
- G 作業リストを更新・維持する習慣
- H 大仕事を小仕事に分解して計画・実行
- I できるだけ先の日程までの予定を立案
- J 予実の対比、大仕事にはEVMを活用
- K 進行を想像することでリスクを識別
- L リスク対応の実行と発生時対処の立案
- M 動機づけの基礎理論の学習
- N 自分自身の動機づけ策の確立
- O やる気喪失への予防と対応策の工夫
- P 大小を問わず達成の経験を累積
- Q 計画と行動に自信をもつ習慣
- R 関係者の識別と相手の立場の理解
- S 関係者の賛同/好感の獲得
- T 関係者の成功/成長に貢献
- U 個人的成功/成長を相手/他人と共有
- V 努力の集中と最善性の追求
- W 模範的WBSの活用・共有・展開
- X コミュニティをリードし社会へ貢献
- Y 勇気を出して挑戦
- Z 苦境からの立ち直り
- 挑戦とレジリエンス
- 未分類
メタ情報
記事執筆
カテゴリー: 99 WBSテンプレート集
何をする 書き出しつなげ 日々新た
毎朝、その日の仕事の計画を立てます。前日の帰りに一応「明日はこれこれをやろう」と考えていますが、一晩経つと考えが変わったり、仕事を始める前に急な依頼や打合せが入ったりすることもあり見直します。
今後の予定も考慮しながら今日の作業予定を更新します。
今後計画されている作業との関連性や優先度、他の人との調整や依頼が必要な作業かどうか、作業環境の効率性(現場でやるか、事務所でやるか)、等々を工数と期限と合わせて考えて見直します。
当初の計画通りにはなかなか進まないことが現実には多く、品質と期限を間に合わせるように日々更新しながら進めています。
若い頃は当初の計画に固執して、体力勝負でやっていた時期もありますが、関係者との調整事項や急な割込みのように自分ではコントロールできない要因があると体力勝負にも限界があります。
計画も許容できる範囲では柔軟に更新しながら目標達成をすることを徐々に学びました。
その一歩として作業計画を更新し続けることを朝のコーヒーを飲みながらの習慣にしています。
©2023 Fumiaki Tanaka All rights reserved.
カテゴリー: G 作業リストを更新・維持する習慣
逃げ道を いつも忘れず 用意せよ
入社してから9年目の30歳。ある程度の業務を任され脂が乗っている時期のこと。
お客様との打合せ資料も出来上がり2年目の若手と富山まで出張を予定していました。 2-3日前から背中に針を刺すような痛みがあったが、我慢して仕事をしていました。 出張の朝、家内に背中を見てもらったら大きな水ぶくれが出来ていましたが、お客様との打合せを延期するわけにもいかず、2年目の若手では説明が無理なため、背中にガーゼと絆創膏で水ぶくれを覆ってもらって出張に出かけました。 激痛が時々あるものの我慢していましたが、満員電車の中でどうやら水ぶくれがつぶれたような感覚が背中に伝わりました。それでもなんとか飛行機に乗って富山まで行ってお客様との打合せを激痛に耐えつつ、なんとか初日を終えてホテルへ戻りました。
背中のガーゼを外して、新しいガーゼになんとか貼り換えました。手が届きにくい背中なのでかなり適当な貼り方ではありましたが、ひとまず完了。しかし、とても背中を下にして寝ることは痛みもあってできないので、うつ伏せになって寝ました。
2日目の打合せを終えて東京へ戻り、翌日は休暇を取って病院へ行きました。
医者からは開口一番。
「何を考えているのか。 入院ものだよ。 これで出張に出かけたのか。(あほか)」
(注:さすがに「あほか」とは言いませんでしたが、顔にはそう書いていました)
帯状疱疹でした。
早い治療をしていなかったために、背中のあざが消えるのに10年近くかかりました。
脂が乗っていたこともあり、全部自分でやろうという意識が強く、自分に何かあった場合のことは一切考えていませんでした。 2年目とは言え若手にも代理できるようにいろいろと考えておくべきでした。
最悪のケースを考えて、自分がダメな場合でも対応できるような逃げ道を用意しておくことが大事だと痛切に感じた出来事でした。
©2023 Fumiaki Tanaka All rights reserved.
カテゴリー: K 進行を想像することでリスクを識別
うつむかず 胸張り浮かぶ いい発想
職場に向かう時どういう姿勢で歩いていますか。
うつむいて歩いていませんか。
遊びに出かけるときはどうですか。
逆に胸を張って歩いていますか。
以下の話は、当時現役の女子プロゴルファーだった宮里藍選手が国内で活躍していた時のテレビの特集番組でのインタビューの内容です。
いつも背筋を伸ばして歩いている宮里選手の姿勢に関しての質問に対して以下のような回答がありました。
確かに当時のテレビで見る歩く姿勢は他のゴルファーよりピンと背筋が伸びて美しかったような気がします。
「父から胸を張って歩け。うつむくなと言われてきた。人間はうつむいていると決して良い考えは浮かんでこない。胸を張って背筋を伸ばして前を向いて歩くことで、脊髄の中の血の流れが良くなって、いい考えが浮かんでくる。血の流れが良くなるので、それが心理的にも落ち着くことができる。」といった主旨の内容でした。
身体と心の関係として次のようなことも言われています。
上を向いて悲しいことを考えるのは難しい。逆にうつむいて楽しいことを考えることも難しい。(一概には言えないかもしれませんが)
これは、パーソナルプロジェクトを進めていくうえでの行動としても
大事なことではないでしょうか。
猫背のままプロジェクトにずっと取り組みのではなく、時には背筋を伸ばす体操をし、上を向いて良いイメージを浮かべ、胸を張って歩くようにしませんか。
わたしは悩みがあっても歩くときは意識して背筋を伸ばして歩くようにしています。夜人気がないときは、坂本九ではありませんが、上を向いて歩くこともあります。泣いているわけではないですけどね。
©2023 Fumiaki Tanaka All rights reserved.
カテゴリー: Q 計画と行動に自信をもつ習慣
動きましょう 止まっていては 縁も来ず
ここ十数年、正月には奈良の薬師寺に行って写経をし、
法話を聞くことにしていました。実家が奈良ということもありましたが、
最近は東京五反田にある薬師寺東京別院で写経を続けています。
別に信心深いわけではありませんが、新年に当たり気持ちを
リフレッシュするためです。
以前奈良で聞いた法話の中からの紹介です。
正月とは、まさに字のごとく「正す月」であり、去年一年の我が身を振り返り反省して、今年一年の心を整えて、正す日だそうです。(やはり振り返りは大事なんですね)
縁起とは、「縁を起こす」ということであり、ただ待っていてもダメである。願い事をして待っているのではなく、仏様との縁を「起こす」、すなわち行動に移すことが大切である。自ら行動を起こすことで「縁起」となるのだそうです。
世の中にあるいろいろなご縁も同じで、自分から行動を起こさないと
縁起にはならず、願いは叶わないそうです。(やはり自ら行動することが大切なんですね)なにごとも勇気をもってチャレンジしていくことが大事なようです。
ある大学の先生も「棚ぼた(棚からぼたもち)」もただ座っていてもダメでぼたもちが落ちてくる可能性のある棚の下に行くという行動が大事だとおっしゃっていました。
それ以来、少々自信がなくても思い切って動くようにしています。いつもうまくいくとは限りませんが、失敗しても「縁」は頂けていると感じます。
©2023 Fumiaki Tanaka All rights reserved.
カテゴリー: Y 勇気を出して挑戦
「伝わる」は 相手の心 響かせる
もう10年くらい前の話になります。家内が以前所属していた混声合唱団の定期演奏会に聴きに行った時の話です。
演奏会終了後の打ち上げと反省会(最近ではふりかえり会ということが多い)にも参加させてもらいました。最初に振返りと次の演奏会へ向けての意見交換がされました。その後は、さすがに合唱団ですので最後まで合唱の連続でした。その振返りの中で、以下の発言が合唱団のOBからありました。
「今回は、全員が25曲全部を暗譜して歌ったことはすばらしい。残念だったのは、第1部の歌詞が会場にいるとよく聞き取れなかったことである。言葉は『言えばよい』のではなく、相手に『伝える』『伝わる』ことが大事である。相手の心に伝えようとして歌っていたかという点が課題である。出だしであったこともあるかもしれない。第2部、第3部になると本当に会場の人たちの心に伝えるような歌い方になっていただけに、最初の部分が残念である。「言う」でなく「伝える」という点を改めて思い出して、これからも練習を積んでほしい。でも本当に今日は素晴らしい演奏会でした。」
これを聞いて、わたしもつい日頃「言えばよい」となっていないかと思い起こしました。パーソナルプロジェクトであってもステークホルダーの賛同、協力を得ておくことがプロジェクトを進めていく上で大事になります。普段、「言う」だけで終わっていないだろうか。相手の心に届くような伝わる話し方をしているだろうかと改めて考えさせられた1日でした。
©2023 Fumiaki Tanaka All rights reserved.
カテゴリー: S 関係者の賛同/好感の獲得
逆境こそ 普段の努力と 信頼感
失敗はつきもの
プロ野球選手の終身打率のトップは3割2分、そして3割打者は20人。
3割を打てば一流打者と言われている所以であるのかもしれません。
私の2000年以降の会社人生は、○○改革といった全社プロジェクトの責任者として過ごした時間がほとんどでした。課題を挙げればきりがありませんが、逆境を乗り越えてきた力は家族は勿論のこと、友人、知人、同僚の力は何といっても大きかったと思います。特に、普段から築き上げてきた人間関係は大きな助けとなりました。
プロジェクトオーナーは会社のトップであり、いやというほど役員会議に上申、何度も何度も蹴飛ばされながら這い上がった思い出は今の自分の糧になっていると思います。
「うまくいったな~」という実感は当時はありませんでしたが、逃げずに、やり遂げることができたのではないでしょうか?いつしか定年を迎え、自分の成長というものを与えてくれた会社人生に感謝したいと思います。
令和4年11月11日 黒田 尚
カテゴリー: Z 苦境からの立ち直り
共有し 苦境にはまる リスク下げ
苦境からの脱出とは言えないが、日頃から現状を隠さずにオープンにしておくと、苦境に陥る前に何か動きが起こり深刻な苦境になることなく、ちょっとした苦しさで済むことが多い。言いたくないこと、見せたくないことを隠していると最後に痛い目にあうことをたくさん見てきたことから得た、予防的なお話し。
カテゴリー: Z 苦境からの立ち直り
今ここに 集中すれば 道拓く
先を考えて不安で悶々とするよりは、ただひたすら今目の前にある仕事を一つ一つに集中して片付けていくことに注力していくと、そのうち道が拓けてくることもあるというお話し
カテゴリー: Z 苦境からの立ち直り