作成者別アーカイブ: 黒田尚

をちこちや 母と分け合う 笑顔かな

【Key Words】終活 人生 継承 リスク
義母が生前好きだった両口屋是清の銘菓です。
終活に親族が集まり、人生会議のお茶菓子に利用しました。「をちこち」で義母を接待し、皆で義母の思い出話に花が咲いた情景を思い出した妻の一句です。
介護者・要介護者支援にとってとても大切なことを思い出させてくれた一句です。
ヒトの「幸せ」は生活していく上で大切なのは、衣・食・住の環境を維持していくことです。そして、それを維持できることで生きる意欲を維持できます。
あたりまえの日常の中で、年初から地震、航空機事故、新幹線トラブルなど相次いでいます。朝のNewsについて妻と会話の中で、それを支えるインフラ運用保守の方々の努力が話題になりました。心に刻みたいと思います。
PPMとしては「リスク管理」「継承」の中で語ることのできる一句だと思います。

イメージ
■両口屋是清の「をちこち」を高齢の母と娘で分け合って食べている姿
■「をちこち」の意味
1 遠い所と近い所。あちらこちら。
「鶏の声も—に聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
2 将来と現在。昔と今。
「またまつく—兼ねて言(こと)は言へど逢ひて後こそ悔いはありといへ」

超高齢社会の下準備(ある日妻の介護が必要になりました)

表題
『超高齢社会の下準備(ある日妻の介護が必要になりました)』
副題
『介護とは いずれ我が身 もうすぐ我が身』
皆様へ,
私たちは,令和5年11月4日に,健康管理士会交流サロン主催のパネルディスカッションにおいて介護の問題に焦点を当てました.杉並区で介護経験が豊富な参加者が集まり,お互いに介護に関する情報交換や,介護予防の啓発活動を推進している杉並介護者応援団の北原理事長による基調講演をお願いしました.さらに,パネラーの中川さんからは介護体験について具体的な事例をお話ししてもらって参加者全員で情報共有しました.
ファシリテータの岩石さんからの発言をご紹介します.
私たちはいま,超高齢社会を迎えており,誰もが介護者または介護を受ける立場になる可能性があります.介護保険を賢く利用することで,助けを求めることができる時代となりました.どれだけ努力しても不満が残ることもありますが,できることを無理せず行うことが,介護の基本です.まず,自分がどう生きるかを考え,介護をどう受けるか,どう提供するかを考えることが大切です.
この機会に,超高齢社会に向けた備えを共に考え,助け合いの精神で支え合いましょう.
なお,詳細については下記URLを参照ください.
レポート参照先「第2回健康管理士会交流サロン活動報告会レポート」

やる気の出し方10選「日々記録する(モニタリング)する」

今の自分の生活において充実感を感じるとき
①日々記録する(モニタリング)する
(簡単な日記でもよいのかもしれません)
>その日の作業結果を記録してモニタリングする
>定期的に見直す(目標に対して)
②定型作業は習慣化(ルーティーン)する
>習慣化できる作業を増やす
>必ず壁にあたって、へこむときがある
・書き溜めた記録を読み返す。
・記録の中にヒントがある
・そしてまた、新たに記録する
・積み重ねることによって、想定外が減って、想定内の事象となる

やる気の出し方10選「走りながら周りの景色を見て川柳を作った」

マラソンタイムを目標にジョギングを習慣化していた時、目標を見失わないために、走りながら周りの景色を見て川柳を作った。
事例
①2010年4月4日  「朝支度  走る習慣  加えよか」
今日は、親戚の法事に呼ばれているので長~い距離を走ることは出来ないな〜。いっそのこと今日はやめておこうかな。 そんな想いもりがち。そのとき、愛犬と一緒にジョグすることを思いつき実施した。
②2010年7月11日 「生い茂る 木々の緑に 安らぐ気」
梅雨の合間のジョギングは「走ろう」と「はしりたくない」の気持ちが錯綜する。朝の天気に助けられ、ジョグの習慣を何とかつないだ時期もありました。
③2012年2月22日 「風に追う 寒さ和らぐ 春近し」
風に誘われ眠い目をこすりながら朝ジョグ継続中。距離は短いものの何とか走り続けてます。
走り続けることを目標にしてはいけないのでしょうが、習慣化することで一歩先にいけるのでしょう。最近読んでいる本で得た「錯覚の中で生きる人間」「居合や型の基本」を何かことある毎に追求中です。 今朝はとってもあったかい朝でした。

逆境こそ 普段の努力と 信頼感

失敗はつきもの
プロ野球選手の終身打率のトップは3割2分、そして3割打者は20人。
3割を打てば一流打者と言われている所以であるのかもしれません。
私の2000年以降の会社人生は、○○改革といった全社プロジェクトの責任者として過ごした時間がほとんどでした。課題を挙げればきりがありませんが、逆境を乗り越えてきた力は家族は勿論のこと、友人、知人、同僚の力は何といっても大きかったと思います。特に、普段から築き上げてきた人間関係は大きな助けとなりました。
プロジェクトオーナーは会社のトップであり、いやというほど役員会議に上申、何度も何度も蹴飛ばされながら這い上がった思い出は今の自分の糧になっていると思います。
「うまくいったな~」という実感は当時はありませんでしたが、逃げずに、やり遂げることができたのではないでしょうか?いつしか定年を迎え、自分の成長というものを与えてくれた会社人生に感謝したいと思います。

令和4年11月11日 黒田 尚