月別アーカイブ: 8月 2021

荷物の置き忘れ

「座席、網棚、忘れ物なし!」
というのが、わたしの電車から降りるときの行動(指差呼称)です。さすがに大きな声では言いませんが。、
電車に荷物を置き忘れたことはありませんか?
長年、傘を含めて、電車に忘れ物などしたことがなかったわたしですが、50歳を過ぎた当たりから何回か置き忘れをするようになりました。座ったり、網棚に荷物を置いた時は、降車時にはふりかえることにしています。
最初の忘れ物は、都内の書店で本を買って、網棚に本の入った紙袋を置いたまま電車を降りてしまったことです。すぐに気づいて東京駅の遺失物センターに届けましたが、結局最後まで連絡はありませんでした。
2回目は百貨店で買った品物を手提げ袋に入れて、これまた網棚に置いて電車を降りる際に忘れてしまったことです。この時は、降りてすぐに気づいたのですが、ドアが閉まってしまいました。前回の経験があったのと、たまたま品川駅であったので、忘れ物承り所にすぐに駆け付けました。すでに2人ほど並んでいました。焦りはありましたが、仕方がありません。ようやく自分の順番になり、乗っていた列車(東海道線)と車両のどこに荷物を置いていたかを伝えました。電車はどんどん先へ進んでおり、次に確認するのは、浦和駅になるとのことでした。ダメもとで浦和駅まで行くことを伝えて電車に乗りました。浦和駅に到着して、受付窓口に行くと、忘れ物が何か、どういった袋か、など聞かれて、運よく見つかりました。しっかりと浦和駅までの乗車賃も取られました。
二度も忘れ物をしたこともあり、今まで忘れたことはないのに何が違うのかと考えました。
その結果気づいたことは、いずれもいつも持ち歩くカバンとは別に普段は持たない紙袋なり、手提げ袋なりを持っていたことで、それを網棚に置いたことでした。 普段のカバンはいつも通り肩にかけていました。
そして、いずれの時も本を読んでいたことでした。
電車が降りる駅に着いた時には、いつもの感覚でそのまま降りてしまったのです。
いつもの習慣が、他に荷物があることを忘れさせていたのです。
これ以来、普段のカバン以外に荷物がある場合は、普段のカバンも一緒に網棚に載せることにしました。そうすることで、普段のカバンを網棚から降ろすときに一緒に他の荷物にも気づくように意識的に変えました。
それ以来、網棚に忘れ物をすることは今のところなくなりました。さらに歳を取るとどうなるか分かりませんが。
降りる際の座席に対する指差呼称は、ポケットやカバンから小物が落ちて気づかずに降りようとする人を何度か見かけてから自分も気をつけようとして、追加したものです。
忘れ物をしてしまうと、完全に自分が悪いだけにショックが大きく、(わたしの場合は)自己嫌悪になってしまいます。
そうならないように、今日も「座席、網棚、忘れ物なし!」。

~田中史朗