作成者別アーカイブ: 徳永光彦

家事をインスタントタスクとして実施

自身、定年が近づいていることもあり、最低限の家事が出来るようにしたいと考えはじめたところです。数年前から、考えていたことですが、頭と行動が別で「よし、やろう!」という風には踏ん切りが付きませんでした。

そこで、ラーキンのインスタントタスクの方法を取り入れてみることにしました。ラーキンのインスタントタスクは、数分以内にできることを、目標を達成する行動の中から、切り出し手をつけるものです。 なぜなら、大上段に「??料理をつくる」ということだと、何に手をつけてよいか考え込んで、後回しにして時間が無いからと言い訳をし、結果として出来なかったというように成りかねないからです。

インスタントタスクとして、頭に浮かんだものは以下です。「茶碗など洗い物をする。」「洗ったものを拭いて食器棚に収納する。」「キャベツを千切りにする。」「洗濯物を干す」「洗濯物を入れる」「ごみをまとめる」「ごみを出す」「米を研いで炊飯器に入れ、スイッチを入れる」「風呂を洗って、スイッチを入れる」「ヒーターに灯油を入れる」などです。更に余裕あれば、「味噌汁のために具を用意する」「魚を焼く」などです。インスタントタスクとして切り出すと、自身の好きなサスペンスドラマや時代劇など、コマーシャルの間でも可能です。

このように数分で出来ることから、はじめると、慣れないことでも、出来そうだということが、頭にインプットされ、出来るようになります。1日に4回程度でも20分です。一か月では10時間も家事に取り組んだという実績ができます。妻にも好評です。夕方、自身の方が早く帰宅しているときなど、ご飯と味噌汁を作り、洗濯モノを取り込むことなどを行います。妻からは、安心して外での用事に専念できるようになったと言われています。
インスタントタスクの実行が習慣づくと、応用で料理なども出来そうな気になってきます。
今まで家事をほとんどしてこなかった人にとっては、大進歩だと思いませんか?

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パーソナルPMとファイナンシャル・プランニングの関わり

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法としてファイナンシャルプランニング(以降FPと呼ぶ)があります。
個人を対象とし個人の目的や目標を目指すという点で、パーソナルPMとFPは共通点があります。

パーソナルPMがモダンPMの考えや特に個人のやる気に注目し、FPが経済的側面を重視している点では違いがありますが、目指すところは一緒です。

そこで、FPが扱っている以下の6つの領域を検討してみます。
①金融資産運用設計②不動産運用設計③ライフプランニング・ リタイアメントプランニング④リスクと保険⑤タックスプランニング⑥相続・事業承継設計
これらは、パーソナルPMとしても、とても大切な領域です。

個人にとって、経済的な側面で、インパクトが大きいのが住宅取得、教育費、老後の費用です。その為に、中長期的な計画をしっかり立て早い段階から準備し、リスク対策をしっかり、行っておくことが必要です。
日頃から家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などの知識に関心を持つことが、大切になってきます。

個人版の事業計画とも言うべき、年毎の収入と支出を明確にしたライフイベント表を作成し、将来、お金がいくらかかるかということを家族の中で会話をするだけでも、将来への不安を、少しづつ拭い去ることができます。

ライフイベントの変化があるときは特に要注意です。例えば保険の見直しが必要になります。子供が小さいときと、自身の死亡保障は大きく、子供が就職したときは、死亡保障は少なくして、逆に医療保障を充実させるといったことも対策が必要になります。

もちろん、ライフイベントにおいて、リスクへの備えも必須です。
自身を含めた家族の重い病気への備え、教育費が上振れする場合の対策、加えて、身近な人の介護が必要になった場合や認知症になった場合などです。また、相続などの問題も起こることも考えられます。

人生の夢や目的、目標に向けた中長期計画を策定し、ライフステージ毎に見直し、あらかじめリスクを想定し対策を練っておくことが、とても大切だと思います。

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健康におけるインシデントマネジメントの事例

会社勤めをしている自分にとって、毎年欠かさず受けているのが、定期健康診断です。検診後1か月たって、結果が通知されます。以前は結果を確認して、体重がどのくらい増えたとか血圧が少し高いということだけで、特にアクションを起こすようなことはありませんでした。

検診結果について、以前、産業医から説明を受けたことがあり、このまま放置すると内蔵肥満に起因する動脈硬化から、重大な疾患が発生する確率が大幅に高くなるというお話を聞く機会がありました。
そのことで定期健診のデータをインシデントと考え、大事故(大きな病気)の予防と考え行動する決意しました。自身の場合は血圧が高いことで、いろいろな取組みをしました。

どれがもっとも効果的かというはっきりとしたことは言えませんが、自身が取り組んでいることを列挙します。体重は減らす方がよいということと、塩分の摂取量が多いので①接種カロリーを考慮し脂っこい料理は避けること。ただし、ですから年末年始含めた長期休暇等はどうしても気がゆるむことあり、1kgから2kg増えることが常でした。休暇明けは、特に気を付けて調整するようにしています。②調味量は、塩分が少ないものの代替えできないかと考え例えば揚げ物等にソースの代りにゆず等をかける。③夕食後の40分程度のウォーキングを行う。(自宅付近のウォーキングコース、自身が設定したもの) ④塩分摂取が高い自身にとって、カリウムを多く含んだ食品である発酵食品(納豆)や乳製品(ヨーグルト)を毎日かかさず摂取する。⑤血圧測定を3日に1回程度は、決められた時刻に実施する。⑥体重は週に1回程度測定することを行いました。

以前、中学の同窓会で友人の医者に聞いたところ、酒は飲めればいくら飲んでもよいが、血圧の値は、低く抑えたほうがよいとのことです。その医者は、血圧が高めで、以前から降圧剤を飲んでいるとのことでしたが、自分は降圧剤を飲むほどではないと言われました。
アルコールについては、自身はコップ一杯程度で赤くなるタイプで、数年前会社の忘年会で、料理の用意できる前にビールだけ飲んで、体内のアルコール濃度が高くなり、意識失うような状態となることがありました。それ以来、控えるようにしており、付き合いで飲まなければならない雰囲気の場合でも最初に一杯だけにして、2杯目め以降はソフトドリンクを飲むようにしています。

以上、述べましたが、血圧対策としてどれがベストとは言い切れませんが、どれひとつ欠いてもいけないと思っています。これからも地道な取り組みをして大事故(大きな病気)の未然防止に取り組んでいきたいと思っています。

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やりたいことの前に、やりたくないこと削ぎ落とす

新製品開発において、経営効果の最大化の為、限られたリソース(人、設備、資金)を有効活用する必要があります。あらかじめ、赤字が予想されるプロジェクトにリソースを投入すると、会社は窮地におちいります。いかに赤字プロジェクトを少なくし、黒字が見込まれるプロジェクトへリソースに集中させて行くことが必要です。黒字プロジェクトを増やすことはもちろんですが、お客様との関係もあり、経営戦略上、赤字でも必要な場合があります。複数のプロジェクトの中で、どのプロジェクトを採用するか不採用とするか、高度な意思決定が求められます。

個人にとってもプロジェクト(やりたいこと)は、たくさん浮かんできます。その中で本当にやること、やらないことを、常に意思決定しなければなりません。現在のように情報があふれている中では、やりたいことから考えるより、やりたくないことを判断の基準とし、削ぎ落とす方法があります。例を10個挙げてみます。

 

  • コンプライアンス上問題ある。
  • 価値観をベースとした目的と整合性がとれない
  • 達成感が得られない
  • 優先順位を考えない
  • 締切に追われる。
  • 先の見通しができない。
  • 自身の裁量にまかされない
  • 身の回りの人に迷惑がかかる。
  • ひとつのことに没頭し、まわりが見えなくなる
  • 自身の成長に繋がらない

 

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時には、上司に対してリーダーシップ発揮する場面も

リーダーシップとは、「目標を設定し、他人に影響力を発揮して、目標の達成を目指して望ましい行動を起こさせること」です。組織では、上司が部下を鼓舞して指揮命令を発揮して、組織の目標達成にまい進するという風な印象を持っておられる方が多いと思いますが、パーソナルPMの視点では、異なります。ステークホルダーとして考えられるのは、仕事では上司、場合によっては、同僚、後輩、家庭では、家族、特に配偶者です。よって、上記ステークホルダーに対して、影響力を発揮し、目標を達成する必要があるからです。

自身の例ですが、会社で品質文書を改訂し、上司に説明・承認いただくといった時にも影響力を発揮しなければならないと感じことがありました。事業責任者に説明し、検印いただくときに、普段会話をしている直属の上司と同じように、変更点を中心とした説明をしたために、事業責任者から理解が得られず、承認いただけなかった経験があります。この場合、自身の視点ではなく、事業責任者の立場にたち、品質文書の内容はともかく、事業責任者の考えを常に掴む努力をし、細かい説明よりも、経営的な側面で全体の流れや変更内容をわかりやすく説明すればよかったと反省しました。

影響力を発揮するとは、要因としてどういうものがあるのでしょうか? チャルディーニ「影響力の武器」にもありますが、そのひとつに「権威」があります。ただ、パーソナルPMでは、期待できません。 専門性でリーダーシップを発揮するという考えもありますが、限られた領域だけしか通用しません。そこでもっとも大切なのが、あの人のいうことなら何でも信用できるという信頼感です。
また、前記「影響力の武器」にて、「一貫性」も、大切な要因のひとつに分類されています。一貫している信念は、困難な場面において特に必要とされます。信念と実際の行動が異なる人は、疑念の目で見られることがあります。一貫している人の方が尊敬されます。

一貫している考え方の源泉は、明確なミッションとビジョンを持つことです。
ミッションは存在理由で、人生の目的や会社生活の目的といったことがあげられます。人生の目的を明確にすることが、強い動機に繋がります。

幕末、吉田松陰が「松下村塾」の塾生に向かって。「よく、君の志は何ですか?」といった問いかけをしたとのことですが、ミッションは「志」に相当します。その「志」が、明治維新に向かった原動力になったことに違いはありません。

ミッションの次に大切なのが、ミッションを達成するためのビジョンです。通常は、いつまでといった期限を意識した目標になります。ミッションから見れば、マイルストーンです。
このようなぶれないミッションを持ち、当面の目標としてビジョンを意識することが、一貫性を持つことに役立ちます。

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数人で構成される小さなプロジェクトへパーソナルPMは役立つ?

結論、役立ちます。なぜなら、モダンPMにおいては、組織を対象に考えられているものが多く、家族レベルの数人程度のプロジェクトにおいては、適用に当たりそのままでは使いづらいため調節する必要があります。一方、パーソナルPMの考えにプラスアルファして、対応するという方法があります。そもそも、小さなプロジェクトとはどういうものでしょうか?家族で目標を立ててその目標を達成するといったものです。例えば家族旅行、結婚式、家族ぐるみの受験などです。他に、ビジネス面で、自身が経験したものですが、「事業部門の開発投資見通しデータ作成」という業務があり、目的は、四半期毎に、確認し限られた開発費において、効果的に活用をはかることであり、開発費見通しの精度向上およびリスクマネジメントを行うものです。

プロジェクト概要は、携帯電話の各プロジェクトの開発リーダーにお願いし、集計システムツールを使って、プロジェクト毎に開発費見通しデータを入力してもらい、その値を個々にレビューして、四半期ごとに見通し値を作成し、併せて、課題やリスクを含め、経営陣が意思決定しやすいように報告書を作成するものです。メンバー3名で、主なステークホルダーは、事業部門のトップや、各部門の責任者十数名です。期間は3週間を要します。コストはほとんど3人の工数だけです。メンバー3名ですのでメンバー間の意思疎通の資料は必要ありません。

本プロジェクトで、パーソナルPMの取り組みは、まず目標設定 いつまでに何をやるかということはもちろん必須です。そのためにスコープ全体を掴む為、WBSをつくることです。WBSを作成後、スケジュールを明確にすることが必要になってきます。見通しデータ作成に当たって、課題が浮き彫りになります。 カテゴリー毎やプロジェクトごとの研究費や部門経費の内容を吟味すると、見通しと実績の違いが大きいものや、大きくぶれが発生する場合など実績を参照にしながら、今後予想されるリスクも想定し、見通しの値を確定する必要があります。ただし、組織における大きなプロジェクトのように、課題管理やリスクに対する文書や週ごとの報告書作成といったことはありません。経営者による会議にオブザーバーとして参加させていただき会議の議論内容を確認したあとで、3名のプロジェクトメンバーで、次回に向けて気づいた点(よかった点や改善点)を議論しました。

このような小さなプロジェクトでパーソナルPMという視点で考察しますと、パーソナルPMのフレームワークがよく当てはまります。注意する点は、個人で行うパーソナルPMより、気をつけなければならないのが、ステークホルダーが増えることによって、ステークホルダーの要求をしっかり掴むことが、必要になってくることです。

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個人プロジェクトを振り返ることで、より強くなれます

私自身、あるとき、上司より呼ばれ、本来業務とは異なる業務を指示されたことがあります。市場対応で地方へ行って、1件1件お客様の家を回り、部品交換をするという内容でした。
土地勘のない場所で、顧客へのアポイントをとり、お客さまの家で部品交換させていただくのです。

どうして、自分がという思いがあり、いやな気分になりましたが、結局対応することになりました。 数日間はネガティブな感情がありました。それを克服できたのは、同じような経験したステークホルダーが身近に存在し、いろいろと不安な点を質問し、回答いただき、このことをパーソナルPMとして、取り組む決意したことでした。

経験のない初めての仕事は、プロジェクトとして取り組むことに限ります。以前、個人旅行をパーソナルPMとして取り組んだ経験が活かせるのではないかと前向きに思うようになったのです。海外への個人旅行の計画を立てたときに、現地に詳しい方すなわち、ステークホルダーの協力を得て、WBSを作成したこと、WBSをもとに概算のコストや1日ごとの予定、発生する可能性があるリスクへの備えなど計画を綿密に立てた経験が、活かせるのではないかと思いました。そして、以前の個人旅行の経験をもとに、やれそうだという自身が,わいてきました。

このように、自身に経験のないことをするためには、いままでの経験で活かせるものはないかという観点で探し、ひとつでも見つかると、できそうだという気になってきます。そのためには、今まで個人プロジェクトとして取り組み、目標達成できたとき、何がよかったのか何か改善すべきことはないかということを考えて、特定の課題克服だけでなく、他にも適用できないかと考える習慣が必要になってきます。専門的な知識を持っている人はもちろんですが身近な人と話し合ったりすることも効果的です。

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身近な個人プロジェクトから得られたもの

身近な個人プロジェクトとして取り組んだダイエットの例を紹介します。2008年にメタボ診断がはじまり、健康診断の結果は、標準体重から6kg~7kg重く、血圧は高めでした。さらにメタボ診断で新たに追加されたお腹まわりの測定で、目安とされていた値(男性の場合は85cm、女性の場合は90cm)を5cmオーバーしていました。そこで、会社の健康管理室より、「内臓脂肪の疑いがあり,メタボリックシンドローム予備軍の状態」と言う通知が来ました。健康管理室の女性陣のアイデアでやんわり、「メタボリック・クイーン号に乗船し私たちといっしょに旅をしませんか。私たちが面倒を見ます。」というお便りが添えてありました。面白そうなので乗船して看護師の協力いただくこととしました。後で、「メタボリック・キング号乗船資格者」は腹部肥満に加えて高脂結晶異常(中性脂肪多い)、高血圧、血糖値異常の内2つ以上または、ひとつでもタバコを吸う人も対象だということがわかりました。

自身の取り組みの例に戻ります。まず体脂肪を削減するために「減量」に取組むことにしました。体重を6kg減らすこと。お腹まわりを5cm減らして、85cm以内を達成すること。その結果として血圧の状態を改善することを目標としました。

当初、4kgの減量で、期限は半年以内と一旦設定しましたが、プロジェクトとして取り組む決意をしたこともあり、6kgの減量を4.5ヶ月で達成しようと決意しました。減量を達成目標にした経緯は、健康診断の結果から、課題として認識したことがきっかけとなったことです。さらに、会社の健康管理室の説明会に参加し、産業医から、内蔵肥満に起因する各疾患について、生々しく説明していただいたおかげで、減量へ取組むことの重要性を認識したことがあげられます。

取り掛かりのはじめに、自己の生活の現状分析をまとめました。カロリー超過で塩分も多いというのがわかりました。次に内臓脂肪(体重)を減らす方策の検討を行いました。目標の体重が現状から6kg少なくすることまたお腹まわりを6cm短くすることです。目標達成までに減らさなければならないエネルギー量は、脂肪1kgあたりの水分を除いたエネルギー量が7,000kcalであることから、42,000kcal (6kg×7,000 kcal)です。そのトータルの削減エネルギー量42,000kcalを期間6ヶ月で割り、さらに30で割って1日あたりの削減カロリーは233kcal である。ただ、達成目標を追求する上で、少し目標を高く、4.5ヶ月で達成可能と判断しました。すなわち、42,000kcalを期間4.5ヶ月で割り、さらに30で割って1日当たりの削減カロリーは311kcalです。その311kcalを食事で200kcal、運動で100kcalから120kcalの削減目標を設定しました。食事は昼食時、カロリー表示の把握が可能のため、昼食時で、今までの800kcal以上特に、脂っこい揚げ物や、ラーメンをよく食べていたものを、600 kcalを目安に、和食等中心に選択するようにカロリーも意識しました。また運動は、早足での30分のウォーキングを目安とした。(早歩90m/分:4.2 kcal×30分=126 kcal)この達成目標は、最終目標と月毎の目標、1日レベルの目標が明確になり、実現可能だと判断しました。また、リスクマネジメントとして宴会時の暴飲暴食や宴会の翌日の低カロリー食の選定。自身スナック菓子が好きということもありますが、小分けに袋に入り、制限できるように対策をしました。

更に、カードに自ら手書きでこれらの目標を記入し、いつも確認することで目標を見失わないようにすることができました。手書きで書くという操作自体、やる気のスイッチが入ります。途中、体調不良や1週間の出張が入り、生活のリズムがくるったこともありましたが、日々、体重を測定し、計画にほぼ近い形で体重推移したことを確認することでモチベーション維持にも役立ちました。

今回のように綿密な計画を立てると、過去10年間挫折していたことが、日常生活の中で実現できるということが分かりました。また、自己の課題と認識するかどうかが最初の岐路となりました。内臓脂肪に起因する危険性(動脈硬化性疾患「心筋梗塞」や「脳梗塞」など)に関する産業医ドクターのプレゼンを聴講したことや、看護師とのワークショップによる1kgあたり、消費カロリーの情報が役立ちました。このような身近な個人プロジェクトにより、組織の大きなプロジェクトと違ったメリットを感じます。一番のメリットは自分にはできるという自信がついたことです。

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自分自身に対する褒美の工夫でやる気UP

組織のプロジェクトに関して、携帯電話の新製品開発を例にあげてみます。開発が計画どおり進み製品を出荷し販売も好調になれば、プロジェクトに携わってきたメンバーは、お客さんや会社の経営層から褒めていただき、表彰され、給与のアップといったことが期待できます。それに対して個人のプロジェクトの場合は、外からの報酬は期待できないのですが、資格取得や個人旅行、ダイエット等の目標を達成したこと自体が自信となり、そのことが自分に対する褒美ではないかと思われます。

シャーロックホームズの冒険ドラマ「まだらの紐」の冒頭場面で、女性がシャーロックホームズに、困った表情で調査の依頼に来た時に、今はお金がないが、結婚したら独立してお金が入り、そのときお礼するというシーンがあります。その時シャーロックホームズは、報酬は自分の仕事そのものと言い切っています。このようなお金以外の褒美こそ、個人のプロジェクトを遂行する原動力となり、その点に着目することが重要です。

お金以外で、やる気アップに結び付くものはどんなものがあるでしょうか? 自身の例ですが、仕事や趣味、資格取得などの目標を達成することで、達成感を味わうことです。仕事など何かすることが、自身のキャリア開発に役立つといったこともやる気アップに繋がります。他に考えられることは自分の成長につながると意識できることもそうです。また仕事を通じて、まわりの人やお客さんから喜んで頂き、評価された時も、他人に役立ったという充実感が味わえます。

組織の中で仕事を任される場合、組織の目標があり、その中に個人の目標があります。個人にとっても、仕事の関する目標と仕事以外の目標があります。ふたつの目標が、それぞれ異なれば、仕事と仕事以外で、ふたつの目標を追いかけなければなりません。もし、ふたつの目標を工夫してひとつにできれば、やる気もがぜん変わってきます。組織における個人の目標と個人のキャリア開発の目的や目標の重なりを多くし、的を絞った目標設定を行うことで、常に頭の中で目標を意識することができるからです。このような心の面の褒美に着目することが大切ではないでしょうか。

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やる気アップ・ダウンの原因を探る

個人の目標達成に向けて、やる気を維持できるかということが大切な要素です。

自身にとってやる気アップおよびその逆のやる気ダウンすることを、それぞれ五つ挙げ、どうしたらやる気の喪失を防ぐことができるか検討しました。

さっそく、やる気アップに繋がるものから、リストアップします。

一つ目は、目的が明確で目標を目指しているときです。会社員の場合は、やる気をアップさせるには、会社の目標と個人の目標を限りなく一致させるような努力が必要です。

二つ目は、人から認められることです。お客様の満足が得られ関係者から評価いただくことです。仕事に関わらずお客様の反応を知ることは大切な要素です。お客様からの感謝のお言葉かけていただくときは、この上ない喜びを感じます。

三つ目は仕事などに面白みを感じ自主的に改善・提案ができ、自身の成長に繋がると認識できたときです。自ら提案し行動し成果が得られたとき達成感が味わえます。どんな仕事でも主体的に行動するような取り組みが必要です。

四つ目は、同僚 上司 家族等、人間関係に心配ごとがないことです。同僚や上司、また家族、特に配偶者とは、毎日少しでも会話できるように、何でも話せるような雰囲気づくりが必要です。

五つ目、給料、勤務地など生活が安定することです。報酬が多いに越したことはありませんが、やりたいことの時間確保と報酬のバランスが重要です。

次にやる気ダウンに繋がることから、リストアップします。
一つ目、何のために行うのか目的がはっきりせずに目標が適切でなかったことです。目的を明確にし、道順を考えそのステップとして実現可能な目標設定してゆくことが大切です。

二つ目、一生懸命がんばったのに関係者の理解が得られず、努力、成果が正当に評価されないことです。常日頃、上司・同僚や家族とのちょっとした会話を心がけ、価値観についても理解しておくことが必要です。

三つ目、体調不良になったときです。病気になりにくい体を作るために生活習慣を見直すなど健康面で常日頃から気を付けることです。

四つ目、やるべきことが多くストレスを感じる時です。何でもかんでもTo-Doリストに埋め込んでしまうことです。 To-Doリストの中で日々アクションするものについて、10件程度に抑え、詰めすぎないようにする意識が必要です。

五つ目は意外かもしれませんが、期限がないことです。期限がないということは、締め切りがないため、いつでもできると思って安心してしまい結局できていなかったになります。必ず期限を設定する必要があります。

以上のようにやる気アップする要因とその逆にやる気ダウンする原因から、考察しますと自身にとって、やる気が喪失する原因が、より明らかになり、対策を立てやすくなります。

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