健康におけるインシデントマネジメントの事例

会社勤めをしている自分にとって、毎年欠かさず受けているのが、定期健康診断です。検診後1か月たって、結果が通知されます。以前は結果を確認して、体重がどのくらい増えたとか血圧が少し高いということだけで、特にアクションを起こすようなことはありませんでした。

検診結果について、以前、産業医から説明を受けたことがあり、このまま放置すると内蔵肥満に起因する動脈硬化から、重大な疾患が発生する確率が大幅に高くなるというお話を聞く機会がありました。
そのことで定期健診のデータをインシデントと考え、大事故(大きな病気)の予防と考え行動する決意しました。自身の場合は血圧が高いことで、いろいろな取組みをしました。

どれがもっとも効果的かというはっきりとしたことは言えませんが、自身が取り組んでいることを列挙します。体重は減らす方がよいということと、塩分の摂取量が多いので①接種カロリーを考慮し脂っこい料理は避けること。ただし、ですから年末年始含めた長期休暇等はどうしても気がゆるむことあり、1kgから2kg増えることが常でした。休暇明けは、特に気を付けて調整するようにしています。②調味量は、塩分が少ないものの代替えできないかと考え例えば揚げ物等にソースの代りにゆず等をかける。③夕食後の40分程度のウォーキングを行う。(自宅付近のウォーキングコース、自身が設定したもの) ④塩分摂取が高い自身にとって、カリウムを多く含んだ食品である発酵食品(納豆)や乳製品(ヨーグルト)を毎日かかさず摂取する。⑤血圧測定を3日に1回程度は、決められた時刻に実施する。⑥体重は週に1回程度測定することを行いました。

以前、中学の同窓会で友人の医者に聞いたところ、酒は飲めればいくら飲んでもよいが、血圧の値は、低く抑えたほうがよいとのことです。その医者は、血圧が高めで、以前から降圧剤を飲んでいるとのことでしたが、自分は降圧剤を飲むほどではないと言われました。
アルコールについては、自身はコップ一杯程度で赤くなるタイプで、数年前会社の忘年会で、料理の用意できる前にビールだけ飲んで、体内のアルコール濃度が高くなり、意識失うような状態となることがありました。それ以来、控えるようにしており、付き合いで飲まなければならない雰囲気の場合でも最初に一杯だけにして、2杯目め以降はソフトドリンクを飲むようにしています。

以上、述べましたが、血圧対策としてどれがベストとは言い切れませんが、どれひとつ欠いてもいけないと思っています。これからも地道な取り組みをして大事故(大きな病気)の未然防止に取り組んでいきたいと思っています。

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