新製品開発において、経営効果の最大化の為、限られたリソース(人、設備、資金)を有効活用する必要があります。あらかじめ、赤字が予想されるプロジェクトにリソースを投入すると、会社は窮地におちいります。いかに赤字プロジェクトを少なくし、黒字が見込まれるプロジェクトへリソースに集中させて行くことが必要です。黒字プロジェクトを増やすことはもちろんですが、お客様との関係もあり、経営戦略上、赤字でも必要な場合があります。複数のプロジェクトの中で、どのプロジェクトを採用するか不採用とするか、高度な意思決定が求められます。
個人にとってもプロジェクト(やりたいこと)は、たくさん浮かんできます。その中で本当にやること、やらないことを、常に意思決定しなければなりません。現在のように情報があふれている中では、やりたいことから考えるより、やりたくないことを判断の基準とし、削ぎ落とす方法があります。例を10個挙げてみます。
- コンプライアンス上問題ある。
- 価値観をベースとした目的と整合性がとれない
- 達成感が得られない
- 優先順位を考えない
- 締切に追われる。
- 先の見通しができない。
- 自身の裁量にまかされない
- 身の回りの人に迷惑がかかる。
- ひとつのことに没頭し、まわりが見えなくなる
- 自身の成長に繋がらない
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